店長ってどんな人?

ここから先は少しでも私がどういう人間か。私がセラピスト・整体師になるまでの生い立ちを知っていただく為のお話となります。

少しでもご興味を持っていただいたらお読みいただければ幸いです。少々ぼやきも多いですが…(笑) 

 

目標もなく、生きていることに疑問を持っていた20代

私は整体師になる前、特にやりたいことも見つけられずただひたすらアルバイトに

明け暮れてフリーターとして生計を立てていました。

私が20代前半を過ごしていた2000年代後半、世間では「リーマンショック」や「内定取り消し」など暗い話題が飛び交い、

そんな世の中の時に大学を中退するという選択をしてしまった私にとって世の中は甘くなく、

「社会人としての経験が足りない」という理由で就職活動に全滅してしまうという苦い経験を繰り返していました。

「環境が変われば、すべてが変わる!」という根拠のない期待と夢を抱き、2012年に地元を離れ、北海道北見市に移住。

…ですが、場所を変えてもやりたいことは見つからず、手元には不採用通知が積み重なっていくばかり。

「誰からも必要とされないのであれば、自分に生きている意味はあるのだろうか?」という自分が生きていることに対しての疑問に囚われるようになっていました。

 

「ありがとう」という言葉から見出した自分の生きる意味

そんな折に友人が働いていた全国チェーンのもみほぐし店が北見市にオープンする事を知り、

未経験者歓迎という募集内容を見て「どうせ捨てる命なら最期に人の為に役に立つことをやってみて、それでもダメだったら人生を終えよう」

という気持ちで施術の世界に飛び込みました。

不器用な性格もあり、技術の習得は他人よりとても時間がかかりましたが、担当して頂いたトレーナーの熱心なマンツーマン指導により、

しっかり基礎を叩き込んで現場に出ることができました。

当時働いていた店舗が北海道内でもかなりの高稼働店だったため、出勤すると朝の時点で夜までぎっしり予約が埋まり、

ただがむしゃらに施術をこなしていく内に何人施術しても耐えられる無尽蔵のスタミナを手にすることができました。

誰からも必要とされないのならば捨てようと思っていた自分の命が、

施術を終えて帰るお客様の「ありがとう、楽になったよ」の言葉でまだ使い道があるんだなと思うようになり、

気付いた時にはこの仕事に生きがいを感じるようになっていました。